2021年1月からの放送が予定されているドラマ「カンパニー逆転のスワン」。
ずっと総務一筋で生きてきたサラリーマンが、存亡の危機となっている老舗バレエ団の再生に挑む奮闘物語ということで、タイトルが「逆転のスワン」なのにも納得。
主演をV6の井ノ原快彦さんが務める事でも話題になっています。
そのほか豪華出演陣や脚本・演出家も話題!!!
そんな「カンパニー逆転のスワン」ですが、原作小説があるんだとか!
そこで今回は原作について掘り下げてみようと思います♪
カンパニー逆転のスワンの原作は人気小説!
1月10日(日)22:00スタート(BSプレミアム・BS4K)
NHKプレミアムドラマ『カンパニー~逆転のスワン~』特報動画ができました!!!#カンパニー #NHK #ドラマ #バレエ #白鳥の湖 #バレエ体操 pic.twitter.com/HU27kfDD5x
— NHKドラマ (@nhk_dramas) January 2, 2021
原作は2019年に新潮文庫から発行された「カンパニー」。
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伊吹有喜さんが執筆した著書で、発売当初も話題となっていました。
原作:伊吹有喜
- 生年月日:1969年
- 出身地:三重県尾鷲市生まれ、四日市市育ち
- 学歴:三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。
ちなみに全く関係ありませんが、四日市市観光大使でもあられるそう(笑)。
小説家の観光大使ってあまり聞かないのでなんか新鮮ですよね。
- 風待ちのひと
- 四十九日のレシピ
- なでし子物語
- ミッドナイト・バス
- 彼方の友へ雲を紡ぐ
伊吹有喜さんは2008年ころからずっと小説を書いている大物小説家!
「四十九日のレシピ」は、和久井映見さん主演でNHKでドラマ化もされています!
バレエ監修:熊川哲也(Kバレエカンパニー)
そして、もう1つの見どころと言えば、話の肝となるバレエ団のバレエ監修を熊川哲也さんが務めるというところです!!!
- 生年月日:1972年3月5日
- 出身:北海道旭川市
言うまでもなく、日本を代表するバレエダンサー・振付家・演出家の熊川哲也さん。
英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルで、1999年Kバレエカンパニーを創立し、芸術監督を務めており、2003年からはKバレエスクール主宰です!
イギリスのロイヤル・バレエ団のプリンシパルは本当にすごくて、それを日本人が務めていたことは当時驚いた記憶があります。
プリンシパルはバレエ界のトップ中のトップ!!!
バレエの中心を走る熊川さんの監修ともあって、バレエ自体も見どころの1つになりそうですよね!
ちなみにドラマにはバレエダンサーであり俳優業もこなす宮尾俊太郎さんも出演する予定なので本格的なバレエが見られそう!
バレエに興味がなかった方もこれを機に興味がわくかもしれません。私は見てもいないのにもう興味深々ですし(笑)
脚本:梅田みか
- 生年月日:1965年2月1日
- 出身:東京
- 水の花道
- よい子の味方 〜新米保育士物語〜
- 美咲ナンバーワン!!
- 花咲舞が黙ってない
- 37.5℃の涙
- 正義のセ
- 白衣の戦士!
女性が主役の脚本を手掛けることが多かったようですが、どの作品も比較的さわやかな芯の強い主人公!
なので、今回も爽快な作品になると良いなーと思います♪
カンパニー逆転のスワンの原作はドラマと同じ結末?

あらすじは、総務でずっと仕事をしてきたにも関わらず、まったく無知なバレエの世界で再建をすることを課せられたあまり運のよくない中年サラリーマンが、企業の倫理や芸術などの価値観の違いに直面しながら仲間たちの力で、存亡の危機に瀕した老舗バレエ団の再生を目指す話です。
最終的な結末はネタバレになってしまうので控えますが、原作者の伊吹有喜さんはコメントで、「素晴らしい出演陣や制作の方々でドラマ化されることがうれしいです。「カンパニー」は窮地に追いやられた様々な人々がどれぞれの持ち場で力を尽くし、みんなで新しい活躍できる場所を目指す物語です。」
とおっしゃられており、また脚本の梅田みかさんも、子供時代にクラシックバレエがお好きだったそうで、「まいにちのようにレッスンに励んだことを覚えています。このドラマでは原作のすばらしさと魅力的な主人公をはじめとする人物を通じて、バレエの素晴らしい側面をたくさんの人に伝えられたらうれしいです。」
と語っています。
脚本家の梅田みかさんは原作を大事にする方らしいので結末も、大きく変わる事はないかなという考えの方が多いようですね♪
個人的には、原作からあまりにもかけ離れてしまうとちょっと悲しいので、原作をリスペクトしてくれている脚本家さんのドラマの方が見やすいかなと思ってます!
カンパニー逆転のスワンは読後感が人気!

「読後感」とは、「本や、他人の文章を読んだ後の、感想」「小説やメールなどの文章を読んだ後の感じ」という意味があります。
この小説を読んだ後の感想をみてみると、
「主人公と妻の関係がちょっと複雑な気持ちになったけど、仕事熱心でバレエに対する情熱を感じた」
「やっぱりなにかを立て直す仕事は大変なんだな」
などいろいろな感想を感じる人がいるみたいです。
この作品はいわゆる「読後感が良い」という位置づけになりそう!
気になる方は原作を読んでみるのも一つかもしれませんね♪
https://www.tokyomxplus.jp/company-swan-cast/
カンパニー逆転のスワンの原作者は直木三十五賞の候補の小説家

伊吹有喜さんは、2014年には代表作となる「ミッドナイト・バス」で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木三十五賞候補にもなったことのある人物!
この「ミッドナイト・バス」は別れた妻と恋人の間で揺れる高速バス運転士と、離れ離れになった家族の「再生」を描く物語で、映画にもなっています。
2020年「雲を紡ぐ」で第163回直木三十五賞の候補になっていますので、このドラマも話題となること間違いなしですね♪
伊吹有喜さん×梅田みかさん×熊川哲也さん×豪華俳優陣で壮大なドラマになりそうな予感!
毎週日曜夜10:00から、NHK BSプレミアムで2021年1月10日スタートです!